コスプレ撮影に欠かせないアイテムが「ソフトボックスとアンブレラ、
いわゆるディフューザーと呼ばれるアイテムです。
しかし、ストロボはわかるけどどんな効果があるのか、
ソフトボックスとアンブレラどっちを選べばいいかわからない方もいると思います。
今回はソフトボックスとアンブレラ、それぞれの特徴と選び方について、
コスプレ撮影の目線でご紹介していきます。
目次
そもそもソフトボックス・アンブレラってなに?
ソフトボックスもアンブレラもストロボの光を拡散させたり、
光の当たり方をマイルドにさせる効果を持つ、ディフューザーの1種になります。
直接ストロボの光を当てるよりも、
- 光の当たる範囲が広くなる
- 光の当たりがやわらかくなる
- 写真の写りがより明るくきれいになる
- 影が消せる、出にくくなる
といったメリットがあります。
ソフトボックスの特徴
光に指向性がある
ソフトボックスは光に指向性を持たせることができるディフューザーです。
光の向きをコントロールできるので、
光が当てたい部分にきっちり当てることができます。
また光のむきをコントロールできるということは、
影が出る方向もコントロールできるので、
撮影によって影を出した場合にも便利です。
持ち運びにかさばる
ソフトボックスは大きさがあるものが大きく、持ち運びにかさばります。
コンパクトにたたむことはできますが、撮影中の移動は結構しんどいので、
スタジオ撮影での使用が推奨されます。
アンブレラよりも値段が高い
ソフトボックスは大きさや種類にもよりますが、アンブレラよりも値段は高めです。
撮影対象や写真の表現方法によって選ぶ必要がありますが、
まずはストロボ用のデフューザーが欲しいということであれば値段が抑えられるアンブレラから買うもアリです。
アンブレラの特徴
光が広く拡散する
アンブレラは光を広い範囲に拡散させる非指向性のディフューザーです。
そのため、写真全体を明るくするのにおすすめ。
持ち運びがコンパクト&設営が楽
アンブレラは文字通り傘のように開いて使うので、
移動するときは閉じればコンパクトに持ち運びができます。
開くだけで設営完了になるので、こまめに移動するコスプレイベントに向いています。
ソフトボックスよりも値段が安い
メーカーやサイズにもよりますが、アンブレラはソフトボックスよりも比較的値段が安めなので、
初めてのディフューザーにおすすめ。
ソフトボックスとアンブレラ どうやって選ぶ?
光をどう当てたいかで決める
被写体にスポットを当てるように明るくしたいのであればソフトボックスがおすすめです。
光に指向性がある、写真全体で見ると点で明るくすることができるので、単体〜2人の撮影におすすめです。
写真全体を明るくしたいのであればアンブレラがおすすめです。
アンブレラは写真全体光が当たって明るくすることができるので、複数人の撮影におすすめです。
コスパ&持ち運びやすさで決める
大きさやメーカーにもよりますが、ソフトボックスのほうがアンブレラよりもやや値段が高めなので、
お財布と相談して選ぶもアリです。
また、ソフトボックスのほうが大きさもあり設営もちょっと面倒という面があるので、
広さがあってあまり移動が発生しないスタジオならソフトボックス、
限られたスペースで移動も多いイベント撮影ならアンブレラと使い分けるのがおすすめです。
ソフトボックスorアンブレラと一緒に用意するアイテム
ストロボ
ソフトボックスもアンブレラも光源となるストロボがないと何の意味もありません。
なので、まずはストロボを1番優先して用意するようにしましょう。
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ストロボとソフトボックス、アンブレラを繋ぎ合わせる役割をします。
これがないとストロボが固定できない、ソフトボックス、アンブレラがつけられません。
ストロボスタンド
被写体の高さに合わせて光を当てたり、
レンズを向ける以外の角度から光を当てたいなど、ストロボの当たる角度を調整する場合はストロボスタンドが必要になります。
下から照らす場合はいりませんが、その場合多灯で発行させると思うので、
あったほうが撮影の幅が広がり便利です。
コマンダー
ストロボを遠隔操作で発行するための司令塔。
これがないとストロボを複数同時に発光させる多灯撮影ができないので、
ストロボ、ソフトボックス、アンブレラを複数使う場合は必須アイテムです。
コスプレ撮影には欠かせないアイテムたち!
ソフトボックスやアンブレラといったディフューザーは、写真の光の当て方の幅を広げてくれるので、
スタジオ撮影、」イベント会場での撮影共に欠かせないアイテムです。
ソフトボックスとアンブレラの違いを知って使い分けることが出来れば
写真の表現の幅も広がりますので是非両方揃えて使えるようになるのを目指してみてはどうでしょうか?
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