【撮影機材】動画撮影はスマホ・一眼・Goproのどれがおすすめ?【撮影シーン別】

  • 動画を撮影したいけど何で撮ればいいの?
  • 取りあえずスマホで大丈夫?
  • でもせっかく撮るならいい機材がほしい!

このような悩みを持っている方は少なくないと思います。

 

結論からお話しすると、自分で使いこなせるだけの機能、

また何を撮影するかによって選ぶ撮影機材は変わります。

 

あまり機材のことをよく知らないのに高機能なカメラを買って使いこなせない、

思ってた撮影ができないカメラだったということにならないよう、

今回は撮影機材の選び方、撮影シーン別におすすめの機材をご紹介します。

動画撮影に必要な4つの機能

撮影機材を選ぶ際は4つの機能がそろってるかがポイントになります。

Point
  • ズームイン、ズームアウトができるか
  • 手ぶれ補正があるか
  • オートフォーカスがあるか
  • 自撮りで撮影画面を見れるか(バリアンクルモニター)

動画撮影の機材には長時間ブレなく、自動でピントを合わせて撮影してくれるのが必須です。

 

せっかく撮影した動画がブレブレでなにを撮ってるかわからない、

編集じゃどうしようもないという動画を撮っても意味がないですよね。

 

撮影の様子を自分で見ることができるバリアンクルモニターは、

自分だけで動画を撮影するときは必須です。

撮影しても画角がずれてたり、切れたりしたら取り直しになってしまいます。

 

上記の機能は最低限必要な機能になります。

これらに加えて高画質、軽さなどが選ぶ際のポイントになります。

 

動画撮影に使われる撮影機材の種類

スマートフォン

 

項目 5段階評価
画質 3
コスト 2
動画機能 4
撮影の気軽さ 5
持ち運びしやすさ 5

 

スマートフォンは一番身近な撮影機材で、

正直エントリーモデルやその辺の機材と比べても、

スマートフォンのほうが画質、機能共に優れていることが多いです。

 

特にiphone12、13は画質も良く、操作も簡単なので、

簡単に高画質な動画を撮影できます。

 

またスマートフォンの最も優れているところは、

いつでも気軽に撮影ができること。

 

動画編集を考えている人でスマートフォンを持ち歩いていない人はほぼいないと思います。

まずは動画を撮って編集してみたいというのであれば、

スマートフォンがあれば事足ります。

 

ただしデータが大きくなるので容量に余裕が必要、

またバッテリーの消費がとても激しいので注意。

一眼レフのメリット
  • いつでも動画が撮れる気軽さ
  • 操作が簡単
  • 撮影技術、専門知識がなくても撮影できる
  • 一眼レフ顔負けの画質のきれいさ
デメリット
  • スマートフォン本体の容量を圧迫する
  • バッテリーの消費が激しい
  • 撮影中はスマホが使えない
  • 動画の中でスマホ画面を使う人は別カメラ推奨

アクションカメラ(Gopro)

 

項目 5段階評価
画質 3
コスト 4
動画機能 3
撮影の気軽さ 5
持ち運びしやすさ 5

 

アクションカメラはコンパクトカメラよりもさらに小型で軽量、

また耐久性に優れているため過酷な環境でも撮影ができるのが特徴です。

 

水中での撮影も可能で、マリンスポーツなどアクティビティの撮影を得意としています。

車やバイクのドライブ風景を撮る人も多いです。

 

頑丈な本体で撮影することに特化したカメラなので、

ズーム機能や背景をぼかしたりする機能はありません。

撮影ボタンを押したら見たままを撮影するカメラになります。

 

ですが広い場面を撮影できる広角レンズ、

また近年ではズーム機能が搭載されたりと、

高機能な製品も発売されています。

一眼レフのメリット
  • 本体が頑丈で過酷な環境の撮影ができる
  • マリンスポーツやドライブなど動きのある撮影が得意
  • ボタンを押すだけで撮影開始と操作も簡単
  • コンパクトで軽いので、頭や胸に装着しても邪魔にならない
デメリット
  • 画質は他のカメラよりもやや劣る
  • 機能性も他のカメラよりもやや劣る
  • 撮影に様々なアクセサリが必要(単体だと取りにくい)

コンパクトカメラ

 

項目 5段階評価
画質 4
コスト 3
動画機能 3
撮影の気軽さ 4
持ち運びしやすさ 5

 

コンパクトカメラは一眼レフよりも小さく、軽いので、

文字通り持ち運びがしやすいカメラ。

 

その分画質が悪いんでしょ?と思うかもしれませんが、

上位モデルともなれば4K動画が撮影できるレベルと、

一眼レフにも負けない性能を持っています。

 

家で定点設置で撮影するなら一眼レフでもいいですが、

外でも動画を撮影する、かつ静止画の撮影も多くするということであれば、

コンパクトカメラがおすすめです。

一眼レフのメリット
  • 持ち運びしやすい
  • 一眼レフよりも気軽に撮影できる
  • 小さく軽いので持ち運びに便利
デメリット
  • 画質は一眼レフよりは劣る
  • 動画性能もアクションカメラ、ビデオカメラより劣る
  • カメラによって可もなく不可もない器用貧乏になる

一眼レフ・ミラーレス一眼

 

項目 5段階評価
画質 5
コスト 1
動画機能 3
撮影の気軽さ 1
持ち運びしやすさ 1

 

一眼レフは写真だけでなく動画もきれいな画質で撮ることができます。

多くの有名YouTuberもミラーレス一眼を使って動画撮影をしています。

 

背景のボケ感や光量の調節をすることでただ動画を撮るよりも被写体を強調したり、

同じ画でも表現を変えたりすることができます。

 

一眼レフのメリット
  • 画質が飛びぬけてきれい
  • 動画のきれいさが何段階かあがる
  • 写真ももちろんきれいなのでサムネの表現力が広がる
  • レンズを変えることで撮影の幅が広がる
デメリット
  • 本体価格が高い、交換レンズも高い
  • 圧倒的に重い、外での動画撮影は厳しい
  • 使いこなすのに覚えることが多い
  • カメラ、撮影の知識がないと使いこなせない

ビデオカメラ

 

項目 5段階評価
画質 3
コスト 4
動画機能 5
撮影の気軽さ 4
持ち運びしやすさ 4

 

文字通り動画専門のカメラ。

長時間の撮影が可能、ズーム機能あり、手ぶれ補正ありと、

動画撮影に必要な機能がそろっています。

 

画質やボケの出しやすさは一眼には負けますが、

手持ちで撮影しやすいサイズ感なので、

外の撮影、中の撮影ともに活躍してくれます。

一眼レフのメリット
  • 動画撮影に必要な機能がすべてそろってる
  • ズーム、手振れ補正は全カメラトップ
  • 小さくて軽いので長時間撮影を苦にしない
  • マイクの性能も高いので別で用意する必要がない
デメリット
  • 写真の性能はおまけ程度の機能
  • 外観がちょっとイマイチ

撮影シーン別おすすめ機材

まずは手軽に動画撮影が始めたい

手軽さならスマートフォン一択。

持っているならビデオカメラ、アクションカメラもすぐ撮影できますのでおすすめです。

 

室内メインでYouTubeを撮影する

まずはスマートフォンから始めるのがおすすめです。

スマートフォン1台で動画撮影、編集などの動画制作、

さらにはYouTubeへのアップまで1台で完結できます。

 

画質にこだわる、映像にボケ感などで変化を出したいなら一眼レフ、

室内だけでなく外でもYouTubeのネタを撮影するのであれば

ビデオカメラかアクションカメラがおすすめです。

 

ディズニーやキャンプなどレジャー模様を撮影したい

急な雨など天候の変化があっても大丈夫なアクションカメラがおすすめ。

軽くてコンパクトなので動きながらでも撮影ができます。

 

他のカメラだと濡れて壊れてしまうので、

水にぬれる、日差しが強い中撮影するなど、

カメラにとって過酷な環境で撮影をするならアクションカメラがおすすめです。

宿泊施設・レストランでの風景を撮影する

プライベートな感じで気軽に撮るなら気軽に撮影できるスマホやコンパクトカメラ、

料理をよりきれいに撮る、風景を切り取って撮るなら一眼レフがおすすめです。

 

また、暗い中撮影することもあると思いますので、

その場合は光量が少なくても撮影できる一眼レフがおすすめです。

動物や運動会など動いている様子を撮影する

長時間まわしっぱなしになるのでビデオカメラがおすすめ。

ズームや手振れ補正も良く、手持ちで動き回ることも考えると、

コンパクトで軽い、長時間撮影に特化したビデオカメラがおすすめです。

 

写真で被写体を追いかけるなら一眼レフがおすすめ。

動物やスポーツではシャッタースピードが速くないとピンボケしてしまうため、

シャッタースピードの速い一眼レフを選ぶようにしましょう。

撮影機材はスペックだけでなく使いやすさで選ぶことも大切

撮影機材は高機能なものが多かったり、

表現できる画の幅が広かったりとカメラによって様々な特徴があります。

 

しかし、これらも使いこなせなければ意味がありません。

自分の技術・知識で使いこなせるカメラを選ぶことが大切です。

 

そこから何を撮影するかで機材を選べば、

使いやすいだけでなく良い動画が撮れるようになるでしょう。