一眼始めたけどなんか写真が暗い、
明るく撮るには「絞り」ってのをいじるらしいけどよくわからない。。。
こんな悩みをもつ初心者カメコに
「絞り」について簡単にご紹介します。
絞りとは?
絞りとは、レンズの開口部の大きさの調整のことです。
大きくすると明るく、小さくすると暗くなります。
絞りの大きさは「F値」という数値で表され、
大きいほど開口部が小さくなり、小さいほど開口部が大きくなります。
例えばF2.8のレンズは、F5.6のレンズよりも開口部が大きく、明るい写真が撮れます。
F値の数字が小さいほど開口部が大きくなり光を多く取り込むので明るく、
数字が大きいほど開口部が小さくなり写真が暗くなります。
また、レンズのF値の一番小さい数字で撮影することを「開放」とも言います。
F2.8-F5.5のようにF値に幅がある場合はF2.8が絞り開放となります。
絞りは背景の「ぼかし」にも大切!
絞りを調整することで、被写体の前景や背景のぼかし具合を調整することもできます。
大きな開口部で撮影すると、被写体のみがくっきり写り、背景がぼやけた写真が撮れますし、
小さな開口部で撮影すると、被写界深度が深くなり、前景から背景まで全てがシャープに写ります。
コスプレ撮影だとコスプレイヤーさんを際立たせるため、
またイベント会場で他の人の顔が写らないように背景はぼかしたいですよね。
F値を小さくして開放、レンズに入る光の量が増えるほど背景のボケは強くなるので、
コスプレ撮影に使うレンズはF値の小さいものがおすすめです。